ウォーターサーバーの冷水とお湯が出る仕組み

ウォーターサーバーの冷水とお湯が出る仕組み
ウォーターサーバーは冷水もお湯も出せる機械です。電気ポットだとお湯だけですし、浄水器だとお湯ではなくて常温の水しか出せません。それを思うと、ウォーターサーバーってすっごい優秀じゃん!と褒めたくなりますよね。

でも、どんな仕組みで冷水やお湯を出しているの?サーバーの中身が知りたい!と言う方に、ちょっと専門的なウォーターサーバーの冷水とお湯の機能について知識を付けていきましょう。

ウォーターサーバーの中にはタンクが2つと様々な機能が付いている

ウォーターサーバーの中には、タンクが2つあります。1つは冷水用のタンクであり、もう1つはお湯用タンクです。

タンクの大きさはサーバーによって変わってきますが、大体1つのタンクで2リットルぐらいです。12リットルの水ボトルを取り付けたとしたら、4リットルの水がタンク内に入って残りの8リットルはボトル内に残っています。

タンクの他にはチャイルドロックや衛生面に配慮した温水お湯循環システムなどもシステムとして入っています。また、サーバーによってはサーバーに入る空気をきれいにするクリーンシステムなどもあります。

ウォーターサーバーはスリム化や小型化が進んでいますが、そのスリムな体に様々な機能が付いているのです。

冷水が出る仕組みはタンクを電気で冷やすため

サーバーから冷水が出る仕組みは2つあります。1つは電子式で、もう1つはコンプレッサー式です。

電子式の冷却

冷水タンクにペルチェと言う電気を通しやすい素材を設置します。サーバーをコンセントに挿すと、電気がそのペルチェに伝わってタンクを冷却していきます。

電子式は電気の消費を抑えて水を冷却できますが、冷却する時間が長いのがデメリットです。ボトルを付け替えたら、3時間ぐらいは冷水がでません。そのため、出掛ける前などのタイミングを読んで水のボトルを交換するのがお勧めです。

コンプレッサー式

コンプレッサーとは圧縮機の事です。冷水タンクに冷媒を付け、タンクを循環させる事で水を冷やしています。電子式よりも早く冷却でき、30分ぐらいで水を冷やす事ができます。その代わりに消費電力は激しいのが特徴です。

アクアクララでは、コンプレッサーで高温高圧にした気体を循環させて圧縮します。そして、その気体を少しずつ低温低圧にしていきます。

最後に冷却タンクの蒸発器で気体を蒸発させる時に、気体が熱を吸収してタンクを冷やすとホームページに書いてあります。消費電力が高いコンプレッサー式でも、アクアクララの商品紹介によると電気代は月に700円ぐらいです。省エネモードが付いている機種だと電気代が350円ぐらいなので、コンプレッサー式だと電気代がすんごい高くなるとは言い切れません。

熱湯は金属棒を熱して作っている

ウォーターサーバーの熱湯の作り方は、温水タンクに金属の棒を組み込み、そこに電気を与える事で水がお湯に変わるような仕組みになっています。このやり方は原始時代から変わりません。

原始時代でも水に熱した石を投げ入れてお湯にしていました。そして、ウォーターサーバーだけじゃなくて電気ポットも同じ方法でお湯を作っています。

エコモードでお湯の温度を下げた水でも再加熱して温度を上げる方法がありますが、それも金属棒を熱して温度を上げます。

つまりウォーターサーバーは電気なしでは何もできない

ウォーターサーバーの冷水や熱湯がでる仕組みが分かったらすでに気が付いていると想いますが、冷水も熱湯も電気を利用して温度を保っているのです。

冷水は水を電気を使って冷えた水に変えていますし、お湯の作り方は電気を通して金属棒を熱します。電気がなければ冷水も熱湯もできません。

そのため、ウォーターサーバーのコンセントを抜くと冷水もお湯も作れずに常温水だけが作れるようになります。

水は冷えていなくていいし、熱湯もいらないとなった場合でも、コンセントを抜くのはダメです。なぜなら、常温のままで水を放っておくと衛生的に良くないからです。ウォーターサーバーの水は塩素消毒していないため、水道水よりも痛みやすいです。

また、電気が通っていないと給水もできないサーバーもあります。さらにウォーターサーバーを清潔に保つためにお湯をサーバー内に循環させる機能が付いているサーバーもありますが、それも電気が通ってないと働きません。

ウォーターサーバーは電気が通っていないと、なんにもできないのです。

また、チャイルドロックや冷水タンク、温水タンクと利用できる機能が複数あるウォーターサーバーは、定期的にメンテナンスしないと上手くサーバーが働かない可能性もあります。メンテナンスがあるウォーターサーバーもあればメンテナンスなしで清潔さをキープするサーバーもあります。どうやって清潔さをキープするサーバーなのか、きちんと確認するのも重要なのです。

ウォーターサーバーの中を見ていくと、スリムなのになかなかやるじゃん!と思いませんか?ウォーターサーバーは優秀な機械であり、それは浄水器や電気ポットには真似できない所なのです。

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