ウォーターサーバーの水は生ものなので賞味期限がありますが、ウォーターサーバー本体の使用期限って知っていますか?また電気代って月にいくらぐらいかかるのでしょうか?
ウォーターサーバーを契約しようとしたら疑問がどんどん浮かんできませんか?そこで水だけでなく、サーバー自体の期限や気になる月々の費用について見ていきましょう。
サーバーは3年は持つ?各社のメンテナンスや分割払いから使用期限を予測
ウォーターサーバーの水の賞味期限についてはサーバー会社のホームページなどにも載っていて、そこから情報を拾う事ができます。
しかし、ウォーターサーバー自体の使用期限については書いていなく、情報がありません。と言う事は、ウォーターサーバーはいつまで使っていいというような期限が決められていなく、壊れたら交換やメンテナンスをするというのが分かります。
では、いついつぐらいが交換時で、どのぐらいまでなら問題なく利用できるのか、サーバー会社のメンテナンス期間やサーバー購入分割期間などを見て使用期限を推測していきます。
メーカー名 | メンテナンス期間 |
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フレシャスサーバー | ウォーターサーバーのスラット購入金額が54,000円。分割36回払いだと月々1,500円 →分割で3年払いならば、3年間は問題なくウォーターサーバーを利用できると考えられる。 |
アクアクララ | 1年でメンテナンス(3年に1度のメンテナンス機種もあり) |
クリクラ | 1年に1回のメンテナンス |
ウォーターワン | 3年以上の利用で無料取り替えキャンペーンあり |
3年の分割を組んだり、3年間のサーバーを利用する事で無料交換してくれるのを考えると、ウォーターサーバー自体は3年間は無事に使えるのが分かります。
また、メンテナンスや取り替えが必要ないウォーターサーバーも多く、サーバー自体の使用は3年を超えても長く利用できるのではないかとも考えられます。サーバーは家電なので、冷蔵庫や電子レンジのように長く使えるのはなんとなく想像できますよね。
サーバーから異音がしたり、音が騒がしくなった、お湯や冷水がでなくなっちゃった...などの異変があれば、サーバー会社に連絡してみると良いでしょう。
ウォーターサーバーの消費電力は?
お湯を沸かさなくてもいつでもレバーをひねれば熱いお湯が出てくるし、いつでも冷たいお水が飲めるウォーターサーバーですが、これだけの機能を備えている便利なものですから、さぞかし消費電力も多いものなのか心配です。
メーカーや機器によって多少の差はありますが、ほとんど変わりはなくサーバーの大体の消費電力が冷水時80W、温水時350Wとなっているようです。
その二つを合わせたものが消費電力となりウォーターサーバーのみで430W/月の消費電力となります。電気代にすると1kWhあたり約20円ですので月に約1,000円前後が相場となっているようです。
消費電力を抑えようとして就寝時などウォーターサーバーを使わないときには電源を切っておくなども考えますが、サーバー自体の機能がすぐ働かないだけでなく、逆に再稼働するときに電力が多く使われる事もあるので注意が必要です。
電気代は月々300円~1,000円
次に電気代です。家電が1個増えるとなると、電気代が高くならないか不安になりますよね。だけど安心して下さい。ウォーターサーバーは電気代がたくさん掛かる物ではありません。
電気代はサーバー会社のホームページに載っている場合が多いので、インターネットを参考に各社のサーバーの電気代を一覧にします。ワット数で書くよりも電気代を書く方が月々の消費電力が実感しやすいため、電気代で記入していきましょう。
メーカー別の月間電気代一覧 | |
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アルピナウォーター | 約1,000円 |
コスモウォーター | 約465円 |
うるのん | 約360円~1,000円 |
サントリー天然水 | 弱冷弱温で約240円、通常だと540円 |
ウォーターワン | 約600円 |
フレシャス | 約340円~680円 |
アクアクララ | 約350円~約1,000円 |
クリクラ | 約1,000円 |
ウォーターサーバー業界で大手の会社をざっと電気代だけ抜き取りました。ボトルの使用本数や容量などで電気代は変わってきますし、サーバー会社によって4本のボトル利用時や2本利用時などの電気代と条件が変わってきますが、大体の目安は300円~1,000円が電気代です。
300円代の電気代で済むのは、サーバー本体にエコモードがあって消費電力を抑える事ができるからです。1,000円以上の電気代が月間で掛かってくると、エコモードがないサーバーの可能性があります。
ウォーターサーバーは冷水や温水を維持したり、サーバー内部を清潔に保つためにお湯を循環したりと高機能化されてきています。チャイルドロックだって電気がないとできないサーバーがありますし、高機能のわりには電気代が安いのです。
ちなみに、月々1,000円ぐらいの消費電力ならば電気ポットと一緒ぐらいです。電気ポットでお湯を常時準備しておくのならば、ウォーターサーバーでお湯も冷水もすぐに飲めるようにしておいた方が良いですよね。
ウォーターサーバーの電気代を節約するコツは掃除にあり
ウォーターサーバーの電気代は安いけども、それでも電気代がもっと安くなれば良いに越した事はありませんよね。サーバーの電気代は、細かい工夫によって節約できます。それが、気温です。
ウォーターサーバーには冷水タンクと温水タンクがあり、それぞれ一定の温度を保つようにしています。
しかし、もしサーバーが外気に熱せられて熱くなってしまったら、内部のタンクに変化が起こって冷やそうとします。冷やす時に電気代が掛かってしまうため、西日が当たる場所など直射日光にサーバーを当てないようにしましょう。
さらに冷水は温度を高めに、温水は温度を低めに設定するとタンクが冷したり熱したりする力が少なくて済むので、節電になります。
使用期限が長いウォーターサーバーだからこそ、節電して長い間使ってても家庭の負担にならないようにしたいですよね。