地下水と湧き水は元々一緒？！違いは何？

地下水や湧き水はミネラルウォーターで良く使われる単語ですよね。どちらも響きが良い単語ですが、その差って何？地下水や湧き水のウォーターサーバーでお勧めなものは？と、地下水と湧き水からウォーターサーバーを選びたい人向けに解説していきましょう。

地下水は土壌の中に溜まっているもの

地下水とは、地表よりも下にある水の事です。雨や雪が降り、それが土に染み込んでいくのがスタートです。その水はやがて地下水面と呼ばれる層に到達します。

地下水面とは、平ったく言えば地下に水が溜まっている場所の事です。

表面から水は土の中をどんどん浸透していき、下へ下へと進みます。下へ行けば行くほど先に流れてきた水が溜まっているため、地下水面に水が辿り着いたという事は、水面がそこにあるという事です。

水面という事はそれは水の表面であり、そのさらに下には水が溜まっていて、底があります。ミネラルウォーターの地下水とは、その地下水面より下にある水の事を言う場合が多いです。

地下水がおいしいなどの理由でミネラルウォーターに抜擢されている理由は、水か染み込んでいく過程で自然と濾過されて不純物が取り除かれていくからです。

そのピュアな水に土壌のミネラルが溶け込んでいるため、体に良いのです。さらに地中深くは夏でも冬でも温度差があまりなく、地下に溜まっている水と言えども温度が保たれてフレッシュさがあります。

土壌は地域や場所によって変わるため、どこの地域で取れた地下水かで味が変わってきます。

それも地下水を味わう醍醐味ですよね。利き酒やワインのテイスティングのように、地下水も飲み比べると面白さがあります。

地下水のウォーターサーバーでお勧めのもの

ウォーターサーバーには水の種類があり、地下水だとナチュラルウォーター（沈殿、濾過、熱処理など以外の処理を行わない水）とナチュラルミネラルウォーター（ミネラルが溶解した水）に分かれます。この2つの言葉が入っているウォーターサーバーだと、以下があります。

プレミアムウォーター

MBB株式会社:富士おいしい水

サントリー天然水ウォーターサーバー

地下水のナチュラルウォーターをウォーターサーバーとして提供している会社を3つ出してみました。会社によって地下水の採取場所が違うだけでなく、ウォーターサーバー代や配送料がかかるかなども違ってきます。

平ったく言えば水道水も地下水ではありますが、おいしい水となるとウォーターサーバーの水と水道水は比べたら天と地の差があります。

湧き水は地表に流れ出たもの

では湧き水はどんな水なのかと言ったら、簡単に言ったら地下水が湧き出てきたのが湧き水です。

水は流動的で流れるものなので、出口を見つけたらそこからじわりじわりと滲み出てきます。それが湧き水です。自然に滲み出てくる場合もあれば、岩に亀裂が入って滝のように流れてくる場合もあります。

井戸も地中を掘って地下水を滲み出させるので湧き水と呼べますが、イメージとして湧き水とは言いません。

しかし湧き水には定義がないため、自然に滲み出る湧き水の横に井戸を掘って湧き水としている場合もあります。水質は自然に出ていても、近くで井戸から出ていても一緒ですからね。

また、滲み出る湧き水に手を加えて、水量を増やしていくのも湧き水と言えます。

また、ミネラルウォーターの湧き水とは言えませんが、湧き出る水が陸から海や湖の底まで流れる海底湧水や湖底湧水もあります。

湧き水も地下水であり、大きな違いは地下水だったか、それが湧き出ているかです。

湧き水のウォーターサーバーでお勧めのもの水

湧き水でもウォーターサーバーを選ぶ事ができます。

イワタニ:富士の湧き水

ガロンウォーター:箱島湧水

湧き水も地下水と同じく、場所によって特徴が変わってきます。同じ富士山でも地下水と湧水を比べてみるのも面白いですね。

地下水であれ、湧き水であれ自然たっぷりの恵みが楽しめるウォーターサーバーは水道水にはない味わいですよ。