天然水とRO水の成分を比較!おいしいのはどっち?

ウォーターサーバーの天然水とRO水の比較ウォーターサーバーを利用し始めるとなると、その成分が気になりませんか?ウォーターサーバーを試飲した事がある人は、なんでこんなにおいしいんだ?と思った事もあるでしょう。

そこで、各社のウォーターサーバーの成分を詳しく見ていきます。日本人が感じるおいしい水の成分と比較しながら見ていきましょう。

日本人がおいしいと感じる水の成分

日本人がおいしいと感じる水は、厚生労働省で基準が出ています。そこにはどの成分が何グラム入っていればおいしいかと記載されています。

おいしい水の条件

1リットルの水にミネラルが30~200mg含まれている

硬度が10~100mg

ph値(ペーハーち)が6~7未満

他にもおいしい水の基準はありますが、ウォーターサーバーの成分を比較するために必要な情報はこのぐらいです。

日本人は水道水が軟水なので、軟水に慣れています。そのため、おいしい水の条件も軟水である事が条件です。軟水は1リットルの水にミネラルが120ミリグラム未満の水です。

ほとんどのウォーターサーバーは軟水なので、どの商品もおいしく感じるでしょう。

天然水、RO水、安いのはどっち?どちらも赤ちゃんは飲めるの?

ウォーターサーバーの設置を考えるとき、サーバー本体の利便性とともにお水の種類も考えるでしょう。

ウォーターサーバーに利用するお水の種類は大きく分けて「天然水」と「RO水」の2種類に分けられます。簡単に説明すると天然水はミネラルが豊富に含まれた美味しいお水で、RO水とは人工的に作られたお水です。

RO水のなかにはそこにミネラル分を添加しているものもあります。水に含まれる不純物などをろ過して取り除く過程はどちらも同じですが、天然水は字のごとく天然のお水から不純物のみをろ過したものですのでミネラル分は残りますし、RO水は水道水などの原水を限りなくミクロレベルの薄さに近い膜で、ろ過しているものなので、ミネラル分などは残らないのです。

安全性からいえばどちらも同じですが、天然のミネラルの美味しさを求めるならやはり天然水を選ぶ方がおすすめですね。

天然水の成分比較

まずは自然の水をボトリングした天然水です。成分を各有名ウォーターサーバーに分けて見ていきます。

天然水 ナトリウム カルシウム マグネシウム カリウム バナジウム 硬度 pH値
サントリー天然水ウォーターサーバー 0.4~1.0 mg 0.6~1.5 mg 0.1~0.3 mg 0.1~0.5 mg 約30mg 約7
コスモウォーター(富士の響き) 1.9mg 2.1mg 0.52mg 0.36mg 5.8ug 53mg 7.7
うるのん(富士の天然水さらり) 0.7mg 0.8mg 0.3mg 0.1mg 50ug 29mg 8.1
マーキュリーコップ(富士山の天然水) 4.7mg 6.8mg 2.3mg 1.2mg 86ug 24mg 8.1

天然水での大手ウォーターサーバー会社の成分を比較すると、ミネラル含有量や硬度、ph値が商品によってバラつきがあり、おいしい水の条件から外れている商品もあります。

天然水は地域や場所によってミネラルやphが異なり、それが風味として天然水の良さを出しています。天然水は人によってはおいしくなないと思う事もありますが、厚生労働省のおしい水の基準から大きく異なる所は少ないため、一般的においしい水と言えます。

また、種類によってはバナジウムが含まれていて、水をまろやかにしています。

RO水の成分比較

RO水は水道水を特殊な膜で濾過し、不純物を取り除いた水です。放射性物質などの有害な物からミネラルまで取り除き、後からミネラルを添加している商品が多いです。

RO水 ナトリウム カルシウム マグネシウム カリウム バナジウム 硬度 pH値
アクアクララ 5.0mg 9.8mg 1.2mg 1.7mg - 7.3mg 7.3
クリクラ 5.0mg 9.8mg 1.2mg 1.7mg - 30mg 7.3
うるのん(やわらか水) 5mg 7.5mg 0.9mg 4mg - 22.4mg 8.0
ハワイアンウォーター 0.73 mg以下 0.11 mg以下 0.08 mg以下 0.05 mg以下 - 1mg ※中性

RO水も同じく、メーカーによって成分に差があります。

そして、厚生労働省が提示するおいしい水に近いものがあります。厚生労働省が提示するおいしい水と全く一緒じゃないじゃん!とツッコミたくなる気持ちもあるでしょう。

しかし、ここでは紹介していませんが、厚生労働省のおいしい水とは温度や残留塩素、臭みなど様々な項目があります。それらを全てひっくるめておいしい水となります。

ウォーターサーバーでは温度を適温で水を注げますし、臭みを感じない商品が多いです。

厚生労働省のおいしい水は、昭和40年代の高度経済成長時に水が汚染されたのをきっかけに立ち上げたものなので、おいしい水は品質が良い水を飲むため、ウォーターサーバーはおいしい水を追求するためと目的が違います。つまり、厚生労働省が掲げるおいしい水と数値は違えどウォーターサーバーの水はおさいと言えます。

まとめ

天然水やRO水の成分を見てきましたが、ミネラルや硬度は多少の差があります。

しかし、phは7ぐらいの商品が多く、7は中性を意味しています。7より小さいと酸性ですっぱい水に近くなり、弱アルカリ性だと7より大きくなります。適度なのは7~8であり、9までいくと胃酸の働きが悪くなって下痢を起こす可能性もあります。

成分だけではなく、ph値も見るとおいしい水選びができそうですよ。

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